グランプリシドニー2015参戦記 by せるぷー

 こんにちわ、せるぷーです。

 去る2015/10/10-11にオーストラリアはシドニーで行われたグランプリで、2012マニラ以来のGP TOP8に入賞することができました。

 前回のマニラは観戦記は特に書かなかったのですが、やっぱり記録も兼ねて観戦記書いたほうがいいよね、と思い立ち、つらつらと書いてみました。

 雑多な内容で読みにくい所もあるかと思いますが、しばしお付き合いいただければと思います。


なぜオーストラリアまで行ったのか

 ここ最近、グランプリの参加人数は増加の一途。アジアグランプリでも1000人以上はざらと、「人数の少ない」アドバンテージがなくなってしまいました。

 しかし、地球上にはまだ楽園が残っていたのです。そう、オセアニア地区。今年のGPオークランドは参加人数381人、これこそ最後の楽園。

 そこで目を付けたのは10月のGPシドニー。同じ週にアメリカでグランプリがあるうえ、翌週にプロツアーミルウォーキーがあるのでプロプレイヤーはあまり来ないだろう…。そうです、完全空き巣狙いです。


 問題となりそうだった旅券代金も、羽田発着深夜直行便のカンタス航空で10万ちょい。LCC回避して直行便でこの値段なら許容、というわけでゴーサインを出しました。

 今回の旅はくま&Ticketの3人での旅行となりました。


オーストラリアって国

とにかく、でかい

 今回の同行者にサイコロの旅をしたがる人がいたので、出目によってはエアーズロックやらメルボルンやら…とかそういう話をしていたのですが…

 メルボルンまで870km。エアーズロックに至っては2100km。本州横断してもおつりがくる。これではサイコロ振ってる場合ではありません。

 幸い、シドニー市内の観光地は多いので、初日落ちした人は市内どこに行くかサイコロで決めることになりました、が…。この顛末は後程。


いろいろ、たかい

 会場に向かう電車、乗換駅でペットボトルのジュースを買いました。4豪ドル。このときのレートとして、1豪ドル=90円で計算してください…って高っ?!

 とにかく、食事を安く済ませる方法がなく、どんなに安くても1000円以上かかる。ただ、2000~3000円くらいの食事だと日本と変わらないのが意外。

 交通機関もアジアGPに慣れきった身としては、日本とあまり変わらない電車・タクシー代は地味につらい。なんだかんだで、3泊4日で換金してた4万円は使い切りました…。


金曜日~シドニースワップって何だよ!

 金曜日の朝到着だったので、まずは会場に向かい、シールドの練習も兼ねて前日GPTへ…出る前にTwitterのタイムラインを追っていたら、どうやらデッキスワップのやり方が変わった模様。

 自分が剥いたパックをまず正面の人に見せ、その人にカードを預けデッキリスト記入をしてもらって、返してもらってからデッキ構築なのですが、なんというか、その、うん、なんだろうね、自分が剥いたパックを人に見せる行為って、落ち着きませんよね…あ、《マラキールの解放者、ドラーナ》出た。

 まあまあ強いなーと思ってプレイしたものの、1回戦は辛勝、そして2回戦で色事故フラッドで死亡。

 …あれ? 対戦相手、日本人だったね。もしかして他にも日本人来ている?

 話を聞いたところ、ワーキングホリデーでケアンズにいるのだけど、友達と二人でグランプリに来ているとのことでした。(なお、ケアンズからでも飛行機で2時間以上かかります)

VIP席からの眺め


 とりま会場を後にして、郊外のホテルへ。パラマッタという地区のホテルに泊まったのですが、周囲にある飲食店のクオリティが高く、なかなか良い所でした。

オージービーフは最高だぜ!


土曜日~オーストラリアンクオリティ

 前日にシドニースワップの話をしましたが、VIP申込でスリープインな我々はチェック済みのパックが来るのでそんなものはなし。目の前に配られたデッキがすべてです。

 さてパックはっと…緑レア3枚、《怒りの座、オムナス》《とどろく雷鳴》…あ、はい、迷わないですね。できたデッキはこちら。2日目は堅そう。

初日デッキ


 いつもの2Bye明けのラウンド3。女性プレイヤー。オーストラリア英語で質問を受けます。

「あなた、何年マジックやってるの?」「…20年くらい」「本当?! それはすごいわね」

 1本目、3ターン目からこっちがスルーした2体に《二人戦術》を使ったりと怪しいプレイングだったので、どうしてここまで2-0できたのかなー、と思ってたら、


《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》


 あ、はい、ですよね。仕方ないですね、《とどろく雷鳴》をプレイヤーに打って、ギデオンに移し替えます…

「え、そんなことできるの?」

 …以前ナベに「オーストラリアのマジックは、マジックじゃない何か」と聞いたことを思い出しました。


 以下、自分のミス以上に相手がミスしまくってくれたおかげで、5ラウンド目に《うねる撃ち込み》をケアミスしてもろに2回受けて負けた以外は危なげなく勝利。8勝1敗で2日目進出となりました。


 同行者も二人とも6-0してたので、きっと二日目に抜けていたんだと思います。


日曜日~目標達成と夢半ばと

 二日目はドラフト。有田邸やLMCのドラフトカーニバルなどでしっかり練習したので、環境初期のアドバンテージを生かせれば行けるだろうと思っていました。

 なお、初日落ちした人が、どこに観光しに行くかサイコロを振っていたのですが、「すーぱーさんでーしりーずにでる」という目を振って悲しみを背負っていました…。


 第1ドラフトは2番ポッド。初手は全体的に強くなく、青の薄いパックから《霞の徘徊者》。そこからじっと青を拾い続けた結果、2パック初手に《破滅を導くもの》、そして数手先には《ハリマーの潮呼び》が流れてきてにこにこ。でも低マナ域が少なくて速いデッキには一抹の不安が…。

第1ドラフトデッキ


 ラウンド10の赤白同盟者とのフィーチャーマッチをぎりぎり勝利。次の赤緑上陸もなんとかいなして勝利、でもこのデッキ3-0できるほどでもないんだよな…と思ったら最後の相手は赤黒ビートなのに1勝1分け。つまり早くない、ということは何とかなるね、ということで3連勝。1敗のまま第2ドラフトへ。


 次は当然の1番ポッド。TOP8ラインには1-1からのIDでいいものの、1敗が4人に2敗が4人なので、負けてしまうと運が悪いと初戦勝ったデッキと当たるのがつらいポッド。

 ピックは1パック目《ハリマーの潮呼び》から力強く青を主張、2パック目初手に《破滅を導くもの》…またかい。青黒に行けて今回はマナバランスはよくなったものの、スペルがいまいちさん。

第2ドラフトデッキ


 ラウンド13は相手がデッキチェックでGLを受け、これは行ったか? と思ったものの、2連続で出てきた《オブニクス》さんがお強すぎて死亡。

 そして運命のラウンド14は1本目をフラッドして落とし、2本目もマリガン。

 しかも土地4ハンドからドローが土地土地…となっているところに、相手の場に《待ち伏せ隊長、ムンダ》登場。やっぱりだめなのかなあ、と思っていたところ、《影響力の行使》で奪った《ヴァラクートの発動者》が、これまでのマナフラッドのおかげで8ターン目からビームを連打し始めたため、そのまま制圧しきって逆転。その勢いでマッチに勝利し、TOP8に入れました。


 TOP8ドラフトは2009GP北九州以来。そのポッドのためだけにドラフトコールされてって雰囲気、いいですよね。とはいえ、ピックミス即死なのでドラフトの段階からプレッシャーも最高潮。

 初手は《ドラーナの使者》から。青が全く流れてこないこともあり、ぐちゃったときは白飛行を集めようプランに早々にスイッチ。除去がかなり優秀な、まずまずいけそうな白黒を構築。

決勝デッキ


 しかし、初戦の相手が卓唯一の青黒。かなりきわどい勝負になったものの、最後の最後で土地引きすぎのおじいちゃんになってしまい負け。相手はそのまま優勝したので、あたり運もちょっとなかったかなという感じでした。


 とはいえ、TOP8に入ったことでプロツアーアトランタの権利を獲得。当初の目的は達成できたのでした。


月曜日~観光日

 夜のフライトまでシドニー市内を観光。オーストラリアまで来たのですから、一日は観光しないとね!

 とはいえそこまでは時間がなかったので、中心部だけ見て回りました。以下、写真でお楽しみください。

シドニーと言えばオペラハウスに行かないと


そしてハーバーブリッジ。高い…。


シドニータワー(上ってない)


ランチだけど2,500円くらい。物価きつい。


メインでクルージングもしてみました。

最初雨に降られてどうなるかと思いましたが、途中から晴れてよかったよかった。


停泊していたダイヤモンドプリンセス号が、ちょうど入れ違いで出航。

グッドタイミング。


そんなわけで夜にはシドニーを出発。お疲れさまでしたとさ。


おわりに

 そんなこんなで久しぶりに充実したグランプリ遠征となりました。グランプリTOP8もこれで4度目なので、そろそろプロツアーでもTOP8に残れるよう頑張りたいところです。

 ここまでご覧になってありがとうございました。それでは、どこかの会場で。

LMCポイントレース

(※ 2017/5/5更新)

# Name Pt
1 鵜澤 佑矢 10
2 小林 浩徳 7
3 菅谷 裕信 6
3 泉谷 圭亮 6
5 ナガイ タカユキ 5
5 冨澤 晋 5
5 長谷 俊 5
5 今井 健太 5
5 佐々木 資門 5
5 菅野 充臣 5
5 スズキ タツロウ 5
5 久徳 竜一 5
5 小林 遼平 5
5 武田 洋 5
5 矢田 和樹 5

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