ちゃずむと予習!!~PT運命再編事前情報編~

 もはや恒例となりましたプロツアー直前特集記事のお時間です。

最近はめっきり冷え込んで、インフルエンザが流行しておりますが、ちゃずむ自身は体重の増加が原因のこむら返りや腰痛に悩まされてはいるものの、それ以外ではおかげさまで大きな病気も無く至って健康です。

 さて、SSSの紹介記事から時間はそんなに経ってはいませんが、もういくつか寝るとプロツアー。

 今回の直前特集のお題は合衆国の首都はワシントンDCで行われる『運命再編』でございます。

 神々の軍勢の時にも思ったけど、イベント名にプロツアーってつけておかないと、カルト的なアレが漂ってヤバさが倍率ドン!更に倍!って感じでなんか素敵ですネ☆


いつもの観光案内

 プロツアーの舞台となるワシントンDCは、アメリカ大陸の東部、ポトマック川河畔に位置するアメリカ合衆国の首都として知られております。

すいません画像間違えました。

 市域176.9 km²と都市としては狭い部類ですが、合衆国首都としての機能を果たすべく設計された都市として常に世界的に強大な政治的影響を与え続けております。

代表的な観光スポットとしては、ナショナル・モールがあります。モール内やその周辺にはワシントン記念塔・リンカーン記念館のモニュメント、スミソニアン博物館を始めとした博物館や美術館がありますので、DCでの観光はこのナショナルモールに行けば事足りるようです。

 ちなみに、スミソニアン博物館には、最近ニューメキシコ州にある通称『ビデオゲームの墓場』にて、かのアタリショックの遠因となったとされる全米史上最悪のクソゲーとして名高い某クソゲーが実際に発掘されたため、そのカートリッジが展示されているとのことです。興味がある方は拝んでくると良いでしょう。


 また、国会議事堂などの政府機関も一般公開はされていますが、唯一ホワイトハウスについては、911以降は見学が不可能となっておりますので訪問の際はご注意あれ。

 

過去イベント振り返り

 そして過去ワシントンDCにて開催されたプレミアイベントですが、グランプリは数多くあれど、プロツアーについては1999年に開催されたチームリミテッドのプロツアー1度のみ。また古いなぁ…

 フォーマットはチームシールド6回戦(3回戦×2)ののち、2日目はチームロチェスタードラフト5回戦。

 使用されたエキスパンションは、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》や《修繕/Tinker》《時のらせん/Time Spiral》などなど、超強力なコンボパーツを排出し、ブロック全体でもかなりの枚数の禁止カードを生み出したあのウルザ・ブロック。

 強力なアーティファクトが収録されており、アーティファクト・サイクルの別名を持つこのブロックですが、実はエンチャントが中心のカードデザインがなされており、ドラフトデッキも条件を満たすことでエンチャントからクリーチャーへと変化する休眠エンチャントや、《怨恨/Rancor》といったエターナルエンチャントをはじめとした特殊なギミックのエンチャントが多く投入されており、リミテッドでよく見かけるオーラ戦法がここでも活躍しているのが見受けられます。

 

優勝は『Your Move Games』、ロブ・ドハティ、ダーウィン・キャッスル、デイブ・ハンフリーの3人。


実はトップ4に入賞している面々もまた凄かったりする。


このチーム戦優勝がYMGの名前を世界に轟かせる事となる最初の快挙であり、これ以降も暫くの間、YMGはその高い実力を世界に見せつけていくのでした。


運命再編のメカニズム事情とモダンの注目デッキ

 第2エキスパンションでも数種類のギミックが追加されることになったタルキールブロックでございますが、

今回は若干珍しい挙動をするギミックなども存在するため、PTのフォーマットであるモダンの注目デッキに触れる前に、新しいギミックについても軽くご紹介したいと思います。


その1:予示


 新しいギミックのひとつ目は、予示によってカードを裏向きの状態で、2/2のクリーチャーとして戦場に出す効果です。

 この予示によってクリーチャーカードが裏向きになっていた場合は、そのマナコストを支払うことで変異クリーチャーのように表向きにすることが可能です。またそれが変異コストを持っていた場合は、変異コストを支払うことででも表向きにすることが出来ます。

 いらない土地やスペルをクリーチャーの頭数を増やせるので基本的には有用な能力ですが、(現時点では)問答無用でライブラリーの一番上が裏向きで置かれる事になるため、予示カードの回収方法が確立されていない状態で予示をした際、除去呪文などほんとうに必要なカードが2/2のバニラとなって爆誕し、


▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂うわあああああああああああ 


となる側面もあるので過信は禁物。

 なお、ご存知とは思いますが『運命再編』には変異持ちクリーチャーは存在しません。



その2:疾駆


 強襲に代わるマルドゥ族のキーワード能力として登場。黒と赤のクリーチャーのみが持っています。《ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker》を彷彿とさせる挙動になっており、相手の展開力に難がある場合は非常に有効的。

 反面、ファッティを持ちだされて真っ向から殴りあいを挑まれたり、人海戦術で対抗されると脆いですが、比較的軽いコストで展開できるものが多いのが魅力的ですね。


 

その3:鼓舞


 がんばれ♡がんばれ♡(違)

 アブザン家のキーワード能力として白と緑のクリーチャーが持っております。

 タフネスの一番少ない一体を選んで強化する挙動になっており、ストーリー上でのアブザン家の氏族の性質を反映した能力となっています。死にやすいシステムクリーチャーを守るイメージがありますが、長久を行うことで出来る隙が小さくなるのもこの能力の旨み。また、頭でっかちを更に強化して獰猛のボーナスを狙ったりすることも可能です。

 しかしながら、選ぶクリーチャーはタフネスの一番低いものに限定されるため、本当に生かしておきたいクリーチャーにカウンターを載せられなくてモジモジすることもあるやもしれません。

 

 そして本題となるモダンの注目デッキですが、先日発表された禁止改定にて、《宝船の巡航/Treasure Cruise》、《時を越えた探索/Dig Through Time》、《出産の殻/Birthing Pod》が新しく禁止カードの仲間入りとなり、《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》が解禁となりました。

 これによって長らくモダンのメタゲームにおいて活躍をしていた殻デッキが消滅。

そして強力なドロー呪文を擁した赤青デルバーも2枚のドロー呪文の禁止により大幅に弱体化。

 禁止改定を受けた巷は阿鼻叫喚の様相ですが、禁止された以上泣き言は許されません。

というわけで、プロツアーにて活躍しそうなアーキタイプを適当に摘んで行きましょう。

 

欠片の双子

 

 これもモダンでは長らく活躍しているアーキタイプですね。

最近までのMOデイリーで活躍している双子には《時を越えた探索/Dig Through Time》を採用している双子デッキが多いですが、禁止の影響はごくごく軽微といったところでしょうか。

 ドローソースの選定に手間取るとは思われますが、安定した活躍を見せつけてくれるでしょう。

親和


 ブン回った時の爽快感とメイン戦の勝率の高さが魅力的なデッキです。

 今回の禁止改定での影響などはどこ吹く風といったところではあるものの、数多の対策カードによる親和包囲網は相変わらず。ではありますが、常にTire2に居座り続けその存在感を打ち出し続けている非常にしぶといアーキタイプです。

 殻デッキの消滅とデルバーの弱体化によってまたまた浮上して来るであろう親和がどこまで活躍できるのか。個人的にも興味があります。


ヴァラクート

 

 《風景の変容/Scapeshift》によるお手軽コンボデッキ。

 デッキとしても強く、扱いやすいため持ち込んでくる人もそれなりにいることでしょう。

 コンボデッキの性質上キーカードさえ抑えればどうということはないため、勝ち手段はしっかり吟味しておく必要はありそうです。

アブザンジャンク

 

 タルキールから《包囲サイ/Siege Rhino》がデッキに投入されたことで、打点となる質の高いクリーチャーが確保できた上に、元々黒緑デッキに備わっていた強力なボードコントロールと、攻守ともに高いレベルで備わっており最強に見える。

 とは言え3色デッキなので事故の懸念が少々あるものの、《包囲サイ/Siege Rhino》の能力もあるので些細な問題とも言えます。


 今回挙げたデッキの他にも禁止改定によって台頭のチャンスが増えたデッキはまだまだありますが、時間の都合上この辺りで割愛。カードプールの広いフォーマット故デッキも多岐に渡るので、どのデッキが強いのかというよりは、どのデッキにも勝てるチャンスが見込めるのがモダンという環境だと思います。

LMCポイントレース

(※ 2017/5/5更新)

# Name Pt
1 鵜澤 佑矢 10
2 小林 浩徳 7
3 菅谷 裕信 6
3 泉谷 圭亮 6
5 ナガイ タカユキ 5
5 冨澤 晋 5
5 長谷 俊 5
5 今井 健太 5
5 佐々木 資門 5
5 菅野 充臣 5
5 スズキ タツロウ 5
5 久徳 竜一 5
5 小林 遼平 5
5 武田 洋 5
5 矢田 和樹 5

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